2022年07月31日
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仙台の不動産事情を知る豆知識シリーズ
建築コストが大幅に上昇 販売価格上昇やコンパクト化して総額を抑える動きも
2021年には世界的な木材価格の高騰 「ウッドショック」が話題となったが、 一般財団法人建設物価調査会の「仙台 建築費指数 (2011年基 準)」によると、 住宅 (木造)の建築費は、2021年6月から急激に上昇、今年に入っても建築用資材全般の価格上昇が続いている (下記グラフ参 照)。
価格上昇に加えて、資材納入の時期遅延や納入時期未定も発生するなど、影響は広範囲かつ甚大になりつつある。
仙台圏では土地価格の上昇も続いていることから、新築建売では総額を抑えるために、 郊外でも土地面積が 30坪前後や3階建て戸建てタイプなども増加、 今後の住宅市場の動向には注視が必要と言えそうだ。
コラム
5月の仙台圏賃貸市場動向、入居率は前月と同水準7月1日付異動の法人や、単身者の住み替えに動き
仙台圏の賃貸市場動向について賃貸各社にお聞きしたところ、 5月時点での入居率は約88%と前月と同水準で推移。
5月は法人や住み替えの単身者に活発な動きが見られたが、退去数も例年並みにあり、入居率が改善するまでには至らなかった。
法人の動きでは、 主に7月1日付異動の法人が動いており、新築や築年が浅い、仙台駅西口・東口中心部、長町、泉中央の各エリアの単身物件 に動きが見られ、成約数は例年並みといった声が多い。
個人の住み替えでは、 単身者については築年が浅い地下鉄沿線の物件の成約が主になっており、ファミリーについては戸建てや 2LDKを 中心に反響が入っているものの、成約数は昨 年より減少傾向のようだ。
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