2022年09月18日
ブログ
仙台の不動産事情を知る豆知識シリーズ
仙台市内21年度の新築集合住宅 (主に賃貸住宅)の供給予定棟数、3年ぶり増加 地下鉄・JR沿線周辺を中心に郊外化の傾向も
仙台市内の2021年度新築集合住宅(主に賃貸住宅)の供給予定棟数を、 建築確認済物件データから調査したところ、2021年度の仙台市内の供給予定棟数は対前年度比で121.0%と、3年ぶりの増加となった。
区ごとに前年度と比較すると、中心部が減少傾向の一方で、地下鉄・JR 沿線周辺を中心に郊外で増加の傾向が見られており、中心部での大量の供給が数年続いたことや、用地価格の上昇などが背景にあるものと思われ る。
今後は、昭和の後半から平成の初期に建築された、築年数30年超の建て替え期を迎えた賃貸物件が相当数あることから、売却や戸建てなど他の用途への転用も含めて、数十年単位での需要を考える局面が増えることが想定される。
今後の開発動向や人口予測データ、各地域の情報などを基に、多面的に検討することが重要と言えそうだ。
区ごとに前年度と比較すると、中心部が減少傾向の一方で、地下鉄・JR 沿線周辺を中心に郊外で増加の傾向が見られており、中心部での大量の供給が数年続いたことや、用地価格の上昇などが背景にあるものと思われ る。
今後は、昭和の後半から平成の初期に建築された、築年数30年超の建て替え期を迎えた賃貸物件が相当数あることから、売却や戸建てなど他の用途への転用も含めて、数十年単位での需要を考える局面が増えることが想定される。
今後の開発動向や人口予測データ、各地域の情報などを基に、多面的に検討することが重要と言えそうだ。
コラム
新築分譲一戸建て (建売住宅)の着工数が堅調に増加 コンパクトタイプが増加傾向に
ここ数年間の仙台圏の不動産売買市場を見ると、新築分譲一戸建て (建売住宅)の着工数が堅調に増加を続けている。
持ち家(注文住宅)着工数は減少傾向にあり、2021年は持ち家着工数に対して65.2%と、徐々に近づきつつある。
また、これまでは80~100坪の旧宅地を2分割していたものを3分割して、土地面積を30坪台とする物件なども増加、3階建て物件も増加している。
こうした動きは、物件価格を一定額以内に抑えたいとの需要が多いのに対して、 仙台圏への人口集中が続いたことなどから郊外エリアにも地価上昇が広がったことや、住まいに求めるニーズの変化が大きく影響していると思われる。
今後の動向についても、そうした変化に注視したいところだ。
持ち家(注文住宅)着工数は減少傾向にあり、2021年は持ち家着工数に対して65.2%と、徐々に近づきつつある。
また、これまでは80~100坪の旧宅地を2分割していたものを3分割して、土地面積を30坪台とする物件なども増加、3階建て物件も増加している。
こうした動きは、物件価格を一定額以内に抑えたいとの需要が多いのに対して、 仙台圏への人口集中が続いたことなどから郊外エリアにも地価上昇が広がったことや、住まいに求めるニーズの変化が大きく影響していると思われる。
今後の動向についても、そうした変化に注視したいところだ。
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